2008年11月07日

面白コラム−失業しなかったバンカーら、今日からあなたは公務員、Bankers Find Their New Calling as Civil Servants: Matthew Lynn、Bloomberg−

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ちょっと古いですが、
ゴールドマンサックス、シティグループなどに公的資金が投入されたときに書かれた面白記事がありますのでご紹介までに。

日本語 http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a0oCobfBi4WQ

English(orijinal) http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601039&sid=anezWmk6Rurg&refer=columnist_lynn


=======以下、引用。==============================

【コラム】失業しなかったバンカーら、今日からあなたは公務員―リン 

 10月15日(ブルームバーグ):信用危機の最後の一幕と思われる今日この ごろ、1つ、はっきりしてきたことがある。世界の大手金融機関の多くが最終的 に政府の手に落ちるということだ。

  先頭を切って進んでいるのは英国。英政府は今週、同国の銀行ロイヤル・バ ンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)とHBOSを支える代わりに 議決権過半数を握った。政府は既に要求を出し始めている。取締役会に席を得 ることや幹部報酬を決定する権利などだ。

  他の諸国もこれに追随する公算が高い。ドイツ政府は同国の銀行救済案をま とめた。メルケル独首相は、バンカーの報酬には見直しが必要と発言している。 米国ですら、政府がシティグループやゴールドマン・サックス・グループなどの 金融機関に直接出資することを表明した。

  バンカーらは事実上、公務員になるわけだ。業界のカルチャーは大々的に変 わる必要があるだろう。金融業界は一瞬のうちに、騒々しくて先取の気性に富み 攻撃的な業界から、退屈で安全、保守的な業界に変身しなければならない。

  このためには、バンカーたちの頭の中身を完全に入れ替える必要があるだろ う。何世代ものバンカーらが当然視してきたものはすべて忘れよう。ルールは書 き換えられた。

  まず表面的なことからだ。1日24時間労働、死ぬほど働いた末に派手に遊 ぶカルチャーにはお別れだ。規則正しい9時−5時の勤務と3時のお茶がこれに 取って代わる。会議とその議事録を正確に取ることが最重要の仕事になる。セ クシュアルハラスメント防止担当社員は冗談の種にしてよい相手ではなく、各部 署で最も大きな権限を持つ人物になる。顧客をストリップ劇場に連れて行くなど に至っては論外中の論外だ。

              まずここを改めよ

  冗談は別にして、公的資金注入を受けた金融機関は、存続の正当性を証明す るために本格的な自己改革が必要だ。出発点として次の4つを考えよう。

  ボーナス:株式で支給するとか、透明性を高めるとか、中途半端な議論はや めよう。完全になくすのだ。RBSのCEOを退任するフレッド・グッドウィ ン氏は昨年、同行が政府による「恩赦」へと近づきつつあるなかで、自身の報 酬を400万ポンド(約7億1200万円)余りに増やした。同行のトレーダーの多 くも同様の手厚い処遇を受けたことは疑いがない。

  破たんの恐れのない公的機関で働いている人間は、平凡な中流の報酬しか期 待できない、市役所などで働いた場合程度の月給を考えれば想像がつくだろう。 「大衆」はそれ以上の報酬を許さない。バンカーは生活費を従来の約5分の1 に切り詰める必要がある。

             議会答弁の練習を

  融資姿勢:責任ある融資が求められる。大型のM&A(企業の合併・買収) やレバレッジド・バイアウト(LBO)にカネを出すことは今後は認められない。 買収後に店舗や工場閉鎖が行なわれるようなケースではなおさらだ。LBOの対 象になった英国の台所用品チェーン、MFIリテールは破産の寸前まで追い詰め られ結局、経営陣が買い取った。破産しそうになるほどの額を企業に貸し付ける ことはもう許されない。バンカーはすべての案件について自問しなければならな い。「議会で説明できるだろうか」と。説明できないような案件はやめることだ。

  貯蓄:貯蓄を促そう。銀行は住宅ローンやクレジットカード・ローンでいと もたやすくカネをまき散らしてきた。英政府統計局(ONS)によれば、同国の 貯蓄率は今年1−3月期に1.1%という惨状に落ち込んだ。所得の1%以上を貯 金する人が多いことを考えると、所得よりも多くの支出をしている人が大勢いる に違いない。

  銀行はこのような事態について責任を回避することはもはやできない。無責 任な借り手の後ろには必ず、無責任な貸し手がいる。アルコール依存症の患者 に酒を出すことでバーが罪に問われるなら、買い物依存症患者にクレジットカー ドを発行する銀行も罪人だ。残高のお知らせに必ずクレジットカードのお誘いを 同封するのはやめなければならない。カードを発行する前に審査し、用途や返済 方法を十分に確認する必要がある。

              灰色のビルに

  謙虚な態度:最後に、バンカーは謙虚な態度を学ばなければならない。宇宙 の支配者のような顔をしてふんぞりかえる日々は終わりだ。例えば、RBSはエ ディンバラ空港近くの新本社ビルに3億5000万ポンドをかけた。最初にするべ きことは、これを売りに出すことだろう。

  ガラス張りの高層ビルを出て、町のもっと地味な地域の灰色の古いビルに 移ろう。音楽祭のスポンサーになるのも、テニスの全英オープンやF1レース の入場券を手に入れるのもやめだ。まるで葬儀屋のように、まじめで沈んだ雰囲 気を第一に考えなければならない。

  バンカーたちは無節制と浪費、ぜいたくに慣れ切っている。質素な公務員の 生き方に慣れるのは苦労だろう。慣れることができない人もいるかもしれない。 おあいにくだが、ここは新しい別世界だ。慣れるしかない。 (マシュー・リン)

(リン氏は、ブルームバーグ・ニュースのコラムニストです。このコラムの 内容は同氏自身の見解です)

更新日時 : 2008/10/15 18:39 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a0oCobfBi4WQ

(貼り付けておかないと消えてしまうので備忘録として)




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posted by メタル at 02:20 | 東京 ☀ | Comment(10) | TrackBack(0) | 投資銀行に入社後
この記事へのコメント
何か面白いか?
Posted by ? at 2008年11月07日 23:55
やっぱりボーナスなし??
Posted by ヌタル at 2008年11月08日 02:50
このコラム書いた人、イギリス人だな。
Posted by exe at 2008年11月08日 08:32
さすがハイレベル就活生(笑)だったメタルさんの感覚は一味違いますね^^
Posted by 何が面白いの? at 2008年11月08日 19:21
市場原理主義に翻弄され続ける世界経済。
フォーディズム(フォード方式の経済システム)の次の経済モデルの選択を誤った結果に他ならない。労働者=購買力であるからだ。
搾取された利潤がマネーゲームに向かい続けた15年、派遣労働者は増え続けてきた。
そんな派遣労働者の一人 叉葉賢(またはけん)氏が youtube に自身の歌を発表している。

http://jp.youtube.com/watch?v=v0siyuT_0as

我々はこの声を看過してはならない
Posted by うどん at 2008年11月09日 14:30
いたって普通のことが書いてあるような…
Posted by 面白コラム? at 2008年11月09日 17:42
つまんねえこと書いてないでさっさと冬季インターンのまとめでも書けや
Posted by お at 2008年11月15日 13:14
米国発金融危機のあおりを受けて、金融業界の新卒採用にも陰りが見えてきた。とりわけ、大学生のあこがれの的だった外資系金融機関の新卒採用は、米英系を中心に大幅に削減される予定だ。内定取り消しも相次ぎ、「入社2年目で解雇するケースもある」という惨状だという。
辞めてはみたものの、再就職できずに困っている

入社2、3年で年収1000万円ともいわれ、大学生の就職先として大人気だった外資系金融機関の人材流出が激しい。米シティグループやAIG、スイスの銀行最大手UBSなど、リーマン・ショック以降、欧米の金融機関は生き残りのため、相次いで国の公的資金を受け入れている。それに伴って、はじまったのが大規模な人員削減だ。

本国はもちろん、日本法人や支店も例外ではない。10月に250億ドル(2兆5000億円)の公的資金を注入したシティグループの一員で証券大手の日興シティグループは、「リストラでかなりの人員が辞めている」(ある証券マン)といわれている。

また、9月に経営破たんしたリーマン・ブラザーズの日本法人の事業を引き継いだ野村ホールディングスは約1100人を受け入れたが、英国系のバークレイズに約100人が「移籍」、その他にも100人弱が野村を離れた。

国際金融アナリストの枝川二郎氏は、「いま、移れる人はいいほう。多くが辞めてはみたものの、再就職できずに困っている」と話す。

人員削減では一つの部門を丸ごと廃止してしまうケースがある。「日本のように、きのうまでM&Aをやっていて、明日から為替ディーラーをやれなんていうことはほとんどない」(枝川氏)ので、人事異動もあり得ない。だから、簡単に数十人、数百人を解雇できる。

そんな状況だから、新卒採用はかなり厳しい。枝川氏は、「具体的な人数はわからないが、中途、新卒を問わず外資系金融機関が採用を減らすことは間違いない」という。

たとえば、いま人員削減の矢面に立っている部署はM&Aなどを手がける「投資銀行部門」だが、そこは金融危機が起こる直前までは「花形」といわれた、人員を増強してきた部署。そんな部署を丸ごとリストラしているのだから、増員の余地などあるはずがない。
2010年の新卒採用は日本のメガバンクも「氷河期」?

一方、そんな投資銀行や海外部門を、遅まきながら強化しようとしているのがメガバンクや大手証券で、ここでの人員増を計画していた。

ところが、その人材を新たに雇う必要もなくなった。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)では投資銀行業務などのスペシャリストの中途採用ですら、「モルガン・スタンレーとの戦略提携の効果が見込めるので、(中途採用の)インセンティブが働かない」と、積極採用にはほど遠い。

09年春にメガバンクに入社を予定している新卒者は、みずほフィナンシャルグループが2350人(みずほ証券などを含む全体)、MUFGが約1500人、三井住友銀行は2400人を採用。野村証券も約680人、日興コーディアル証券は290人の入社を予定している。

各社は10月から、2010年度の就活学生に向けてセミナーなどの開催や採用スケジュールを公開しエントリーをはじめたが、採用人数については「決まっていない」と口をそろえる。

あるメガバンクの関係者は、「新卒採用は他業種に比べても、日本の金融機関はまだいいほうだが…」と言葉を濁すが、世界的な金融危機で収益が激減するなかで、採用人数が減ることは容易に想像できる。
Posted by これって事実?? at 2008年11月16日 19:21
Posted by これって事実?? at 2008年11月16日 19:22
>これって事実??、さんへ

事実だよ。リーマンだって野村が買収したけど、野村にポジション無かった人間はもう六本木ヒルズから一歩も野村に行けないうちに切られているよ。まあ、野村が切って居るんだけど、世の中的にはそうみえんわな。

ただ、投資銀行はこれだけ株価が下がってお買い得企業が増えているから、M&Aはまだまだある。資金繰り倒産も増えるからね。でも、投資銀行部門で働くノウハウもってないだろう、新卒じゃ。

三菱UFJ証券はモルスタの人員が来たらポジション取られるから、もう社内ポリティクスたーいへん。結局、三菱の人間が残るけどね。でも、三菱の人間は英語話せないから。海外に赴任させられたらモルスタの小僧。
Posted by 元りーまん at 2008年11月16日 21:57
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