2009年08月19日

外資系金融の福利厚生とか経費とか

「外資系への道標」は移転しました。
新アドレスはこちらです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://gaishi-michishirube.com/column/after/225/


こんばんは、メタルです。
セミナーやら面接で学生に会うと、逆サイドにいた4年前を思い出します。
(2005年ですね。あのときは景気絶好調でした。)

そんなわけで今日は、セミナーや面接ではなかなか聞けない、
外資系投資銀行の福利厚生について書いてみようと思います。
就職先を選ぶひとつの目安・参考となれば幸いです。
※いつもどおりのお断りですが、どこかの特定のファームに言及しているわけではなく、どのファームにも見られる一般的なことを書いています。



福利厚生

会社から支給されるものとして、大きく「給料」と「給料以外」があるわけですが、
「給料以外」に該当するのが福利厚生です。
http://allabout.co.jp/gs/lifeeventmoney/closeup/CU20080612A/

日系の一流企業や大手財閥系等は、福利厚生が非常に充実しています。
有り得ない利率で貯蓄できたり、住宅に手厚い保護があったりです。
仮に年収1000万でも、福利厚生を考慮すると、12〜1300万円に相当したりします。
一般的な福利厚生の例として、
・家賃補助
 −会社が毎月5万円とかを余分に支給してくれる
・財形貯蓄制度
 −会社がどこかの銀行・信託銀行と契約してて、年利5%とかで貯金できる、等
・カフェテリアプラン
 −福利厚生ポイントが貰え、そのポイントの範囲内でメニューから好きなものを選べる
・保養所とかの施設が安く使える権
・社員寮がある

ほかにも、ネットで調べれば、いろいろ出てくるかと思います。
http://job-info.appspot.com/log/welfare/2/

ただし企業の福利厚生は、基本的には社外秘として扱われていて、
詳細等は入社しないと教えてくれません。
ゆえにネットや先輩経由で情報を仕入れるしかないようです。



さて、外資系金融の福利厚生
「モノとかサービスではなく現金で支給する。」との考えが強いのかどうかは知りませんが、福利厚生と呼ばれるものはほとんどありません。
(その代わり給料は高いです。)
借上げ社宅制度という、節税を意識した制度くらいでしょうか。
あとは経費が使えることくらいかな。


◆借上げ社宅制度

簡単に言うと、支給される給料の中から支払っていた住宅家賃を、
会社が支払って、その分会社からもらう給料を減らして、税金の負担を少なくするというシステムです。
単純化して例を挙げると、以下のような計算になります。

・制度を使わない場合
給料100−税金20(税率20%)−家賃20 =残金60

・制度を使った場合
給料80(100−家賃20)−税金16(税率20%) =残金64
(※予め家賃20が給料から天引きされる。)

単純計算ですが、家賃×税率分の4だけ得します。
そして課税所得を下げることができるため、税率を下げることができます。
大変ありがたい制度です。


◆福利厚生クラブ http://www.reloclub.jp/

福利厚生パッケージみたいなもので、IDとPassが割り当てられ、各自勝手に使います。
外資系とか、ベンチャーとか、いちいち自社で福利厚生なんて導入してられないよといった企業が利用します。
一見充実してるかと思いきや、大してお得感のない、非常に利用価値が低いシムテムです。


◆自己啓発関連への補助金

あるところはあるし、ないところはないしといった感じですが、語学関連は比較的設定されているようです。
例えば英会話教室に通うと、授業料の半分とか、かなり高額な金額が支給されるシムテムです。


・・・共通する福利厚生としてはこんな感じですかね。


【経費の例】

今はどこも経費削減の方向に向かっていますが、
例としてこんなものが経費で落とせてしまったりします。

学生の皆様は「経費」というものに馴染みがないかと思いますので、
「経費でこんなことができるのか」と、参考までに。
どの外資系投資銀行にもある程度共通で見られる、見られた例を挙げておきます。

◆本が買える

業務で使う本ならば、まず何でも買える。


◆夕飯代が出る

残業時の食事代として支給されます。
が、残業しない日なんてないので、実質毎日夕食代が出ます。
使った領収書とかレシートを持っていくと、
使った分だけ月末にまとめて払い戻されるシステムです。

食品以外を買うと小言を言われる会社が多い中、
雑誌とか漫画を買ってもOKなところもあるらしい。笑

いちおう上限額が決まっていて、相場は1日当たり1500〜2500円程度。


◆飲み会代が出る

会社のメンバーで飲むときに、会議費として申請するとかそんな感じか。
今は凍結されているファームが多いと聞きますが、
飲み会代は大抵MDが出してくれますねえ。
昔(サブプライム前)は、1人あたり●万円とか申請できましたね。。。


◆タクシー代が出る

業務での移動のときはもちろんですが、帰宅時のタクシー代が出ます。
一応、深夜帰宅時に使えることになっていますが、
IBDでは深夜に関係なく毎日使う人が多いと思います。

マーケットの人は、申請しづらいと聞きますね。



こんな感じでしょうか。
見てわかるとおり、ある意味、経費も福利厚生かもしれません。
交通費、食事代、書籍代、自己啓発費?まで出て、
おまけに激務で自分のお金を使う暇がないので、貯金はたまる一方です。
私の月額給与は70〜80万円なのですが、忙しいときは月50万円は貯まります。

また、転職している先輩や友人に聞く限り、
同業他社、及び外資系投資銀行でなくても、
PE(プライベート・エクイティ)やヘッジファンドといった「外資系金融」に
ある程度共通しているみたいです。


【持ち物】(番外編)

◆ブラックベリー http://ap.blackberry.com/jpn/

・電話ができる
・会社メールの受送信ができる
・スケジュールが見れる
・インターネットができる
使う主要機能としてはこんなもんですかね。
 

以上になります。

参考になりましたらぽちっと↓お願いします。


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posted by メタル at 23:38 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 投資銀行に入社後
この記事へのコメント
いつも勉強させてもらってます!
ここを覗くとモチベーションが上がってきます・・!
私はここに名が列なっているようなスーパー企業には縁がありませんが、こうした情報を知った上で過ごす人生はまた一味違うものだと思います。メタル先輩有難うございます。体調に気を付けて、がんばってくださいm(..)m
Posted by 慶應商学部3年 at 2009年08月20日 02:41
会議費でいいのかよ
Posted by EEE at 2009年08月27日 00:28
いつも貴重な情報ありがとうございます。
ちなみに、外資コンサルの福利厚生はどんなカンジですかね?
外銀と共に、福利厚生が日本企業のように充実していないと思うのですが。。
ご存知でしたら、お教えいただければと思います。
Posted by KO at 2009年09月03日 02:25
月70〜80って手取りの話だよね?
IBD3年目の額面でそれだったら少なすぎるよ。時代は変わったのかもしれないが・・・
Posted by とむ at 2009年09月05日 10:00
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