2009年11月07日

三菱地所の採用情報(2010年度向け新卒採用)

「外資系への道標」は移転しました。
新アドレスはこちらです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://gaishi-michishirube.com/recruit/others/231/


参考になりましたらぽちっとお願いします。

こんばんは、メタルです。
2010年4月入社の就活生からずいぶん前ですが投稿いただきましたので、掲載します。
ありがとうございます。
三菱地所の採用情報です。



三菱地所。
三井不動産に次ぐ、不動産ディベロッパーの2番手です。
「丸の内の大家さん」と呼ばれるように、
丸の内一帯の不動産を所有し、賃料収入で安定的かつ莫大な利益を上げています。
オフィス空室率の上昇が目立つ昨今ですが、日本の中枢といえる丸の内は安泰みたいですね。

三井不に比べると、どうしても丸の内一帯の価値を保ち続ける方向の仕事が多いので、
保守的な仕事が多くなるかもしれません。とは言っても、面白いと思います。

チャレンジ精神: 三井不>地所
激務度: 三井不>地所
給料: 三井不>地所

って感じかな。


◆そういえば、なんで不動産会社が倒産してるのよ?

リーマンショック以降、多くの不動産会社が倒産に追い込まれました。
(※M&A業務に携わる人間として、「倒産」という法律上の定義のない言葉を使うのは微妙ですが、学生向けの就活ブログで民事再生とか会社更生とかを持ち出しても、あれっ?って感じなので、簡略化して書いています。)

昔、学生ながらに書いた記事を参照していただきたいのですが、
不動産会社の売上は、主に賃貸売上分譲売上の2つに大別されます。
http://gaishi.seesaa.net/article/30051943.html

倒産もしくは大赤字を計上したのは、分譲売上をメインに置いた不動産会社です。
開発型不動産とも呼ばれます。
クリード、ノエル、ランドコムなどがありました。
いわゆる「土地を仕入れて、建物を建てて、それを売却して利益を上げる。」
というビジネスモデルです。
100億円(自己資金5億円、借入金95億円)でビルを建てて、
105億円で売ってやろうというわけですね。

景気が良ければ、105億円あるいはもっと高値で売れます。
そして「完成したときにお金を返して下さいね。」と約束していた銀行に95億円を返して
丸々10億円が儲かりました。
売却先は、主にファンドです。

5億円の元手が、たった2年間で2倍になりました。
(※土地取得から完成及び売却までに約2年かかります。)
最初の元手と少しの経験さえあれば誰でも参入できて、楽してウハウハ儲かったので、どんどん参入しました。
「建物を建てる」のは、お金さえあれば、あとはデザイナーやゼネコンにお願いすればいいわけで、極論すれば素人でもできます。


で、サブプライム問題に端を発した金融危機、リーマンショック。
原価である100億円では到底売れないほか、赤字覚悟の95億円でも売れません。
売却先は主にファンドだったと説明しましたが、ファンドは自己資金の目減りのほか、
そもそも買うためのお金を銀行から借りることができなくなっていました。
リーマンショック直後は、大手銀行と大手銀行のお金の貸し借りすらできなくなっていた状況ですから。

会社というのは、借金が予定通りに返せなくなったら倒産です。
開発型不動産会社は、銀行への返済日まで物件が売れず、現金を作ることができず、倒産しました。
リファイナンスができなかったのも大きいです。

※リファイナンスとは、「借り換え」のことです。
上記の例で言えば、「別の銀行から95億円を借りて、その95億円で返済が直近に迫った借金を返すこと」です。
アイフルで借りた金を返すのにレイクで借りて、レイクに返すのにプロミスで借りるといったような消費者金融での多重債務者をイメージしてもらえばいいかと思います。
多重債務者というとイメージが悪いかもしれませんが、
利子以上の利回りで運用できればプラスなわけで、不動産会社にとってはリファイナンス戦略は命なのです。


◆三井不動産や三菱地所がすごいわけ。

「建物を建てる」のは、もちろんコンセプトから何から何までを考えなくてはいけないのですが、デザイナーやゼネコンなどの業者にお願いすればいいわけで、極論すれば素人でもできます。

難しいのは「土地を仕入れる」ことです。
六本木ヒルズだって東京ミッドタウンだって、あの土地を仕入れることさえできれば、
どこぞの不動産会社でも作ることができるのです。

なぜ、どこぞの不動産会社じゃ仕入れることができないか?
当然のことながら資金力や実績は重要ですが、大人の事情で、・・・要は政界とのパイプです。

また建築時に、障害となる法律があれば、法律さえ変えてしまうパワーを持っていますからね、彼らは。
すごいもんです。




さて、ようやく以下が投稿いただいた内容で採用情報です。



◆ES(締め切り2009年3月19日)

【課題1(400字以内)】
 あなたが学生時代の中で最もがんばったこと、あるいは最もうれしかったことは何ですか?


【課題2(400文字以内)】
 あなたが就職先を最終的に決断するとき、どんな基準や価値観を大切にしますか?


【課題3(500文字以内)】
 あなたはどのような方法で三菱地所に関する企業研究を行い、どのような点に共感していただいたのでしょうか?

・ES提出後に性格適性検査がありましたが、唯一結果を見ることができるタイプでした。
・筆記試験も同じタイミングで受けさせられますが、基本的な筆記対策で十分です。
・提出者全員が1次選考(GD)の予約可能です。


◆1次選考(GD、2009年4月2日)

GDで学生7人程度。
内容は実施した業者から口止めされていますが、(森ビルと同じ業者でした)
「3つの候補の中でどこに新しい店を出店するのが良いと思うか?」
といったものでした。
個人的にはなるべく早い時期にGDの予約をする事をおススメします。
結果的に私が最終受けている頃に1次面接を受けている友人もいましたが、
受ける側、企業側共にモチベーションには疑問があります。

☆結果はその日の内にメールです。
☆次回選考までに以前提出したESとは別に「履歴書」と呼ばれる指定の書類(といってもゼミ・サークル・資格・特技・志望理由といった簡単なもの1枚分だけでした)を記入し持参するよう指示されます。
☆成績証明書の持参も求められますが、この段階では強制ではありませんでした。


◆2次選考(2009年4月3日)

若手社員vs学生で1対1です。
面接開始前の控え室にて
 ・志望業界
 ・他社選考の進捗状況
などを紙に書かされます。

内容は
 ・大学時代の話 
 ・不動産の理由 
 ・デベの中でも地所の理由
などで、年齢も近いこともあり本当にフランクにしゃべれる環境でした。

☆こちらも当日に、電話にて結果通知だった気がします。
☆ここでの倍率が20人に3人と後から聞きました。


◆3次選考(2009年4月5日)

ベテラン社員と1対1の面接でした。
・前回の仕切りだけで区切られた空間とは違い、しっかりと個室での面接。
内容は、
 ・不動産業界を志望する理由
 ・どこどこの土地を取得できたら何作る?
   (ちなみに、この質問は必ず全員に対して行っている、2010年度版の必殺質問らしいです。)
 ・ゼネコン、設計事務所を説得する際に活かせる君のパーソナリティーは?
 ・他の選考状況

前回とは年齢もだいぶ違いましたし(40中盤くらい)、
質問も中々つっこんだものが多かったです。
特に「うちは第一志望じゃないと絶対内定出さないから」と念を押され、
他の進捗状況も深く聞かれました。
答えのない質問が多く、頭の回転やその都度の仕草、落ち着きなども見てる気がします。

☆結果連絡は人によってかなり差があるみたいです。
☆電話にて通過通知、そして最終面接の日程を決めます。
☆また、この面接と最終面接の後には若手社員のいる「フォロー部屋」が用意されていてお菓子、ジュースを頂きながら質問等が可能でした。)


◆最終選考

人事2人+役員1人 の1対3の面接でした。

内容は
 ・不動産の理由
 ・当社のイメージ
 ・高校時代、大学時代の事
 

こんな感じでしょうか。
今までと違い複数相手ですので、しゃべっている間の仕草などもよく見られていると感じました。
面接の内容は正直今までに話したことのあるものばかりですので、相手が変わってもしっかりとわかりやすく説明できるかどうかが重要かな、と思います。

☆連絡は当日に電話で。後日握手をするためにもう1度呼ばれます。


最後に付けたしです。

 ☆全ての連絡は非通知です。
 ☆全ての面接の冒頭に軽く自己紹介を求められます。
 ☆握手時に他を断るように言われますが、強制ではありません。私も内定を頂いた後、他社の選考に臨みました。
 ☆内定者は30名程度です。


以上になります。

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posted by メタル at 23:12 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | その他超一流企業の採用情報
この記事へのコメント
財閥の力すげ==
Posted by ぽにょぽにょ at 2009年11月08日 18:57
そんなことより、メタル氏の近況教えてよ。転職したの?
Posted by コンサル一年目 at 2009年11月08日 20:25
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