2009年11月14日

GCAサヴィアングループの新卒採用情報

「外資系への道標」は移転しました。
新アドレスはこちらです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://gaishi-michishirube.com/recruit/ib_rec/232/


参考になりましたらぽちっとお願いします。

こんばんは、メタルです。
本日は、GCAサヴィアングループの採用情報についてです。
独立系のM&Aアドバイザリー会社というのと、
2010年4月入社組から新卒採用をやっているのでこの機会に紹介しておきます。

すでに今年度のセミナーもスタートしているので、
まだ応募していない人はお早めにどうぞ。
http://www.gcasavvian.com/jp/recruitment/about


GCAサヴィアングループ
独立系のM&Aアドバイザリー会社です。


◆概要
2004年にKPMG出身の渡辺章博氏と、
三井銀行出身でユニゾン・キャピタルの創立メンバーの佐山展生氏が創設。
今(2009年11月現在)は、アメリカとイギリスにも拠点があります。

経営陣が錚々たるメンバーというのもあり、
創設時より、「シティグループによる日興コーディアルの株式公開買い付け」とか「阪急ホールディングスと阪神電気鉄道の統合」などの超大型案件も成立させています。
決してぽっと出のあやしい会社ではないです(笑)

採用HPを見ると、株主の4割超が外国人株主だからか「外資金融」という括りにしていますが、れっきとした東証に上場している日本の会社です。
給料は外資に比べて安いです。
目安として、M&A経験3年目とかで900万弱です。(外資だと1500〜1800万弱くらい)


◆事業内容
業務内容というか、会社が手がけていることは大きく3つ。

1、M&Aアドバイザリー
企業に対して、事業の売却とか買収、MBO、買収防衛、グループ再編、事業再生などの、まあ何から何までのアドバイスをしてあげて、そのお礼に手数料をもらうことです。

2、デューデリジェンス(DDと略す)
M&Aを実行していくプロセスの中に、「相手方をじっくり調べる調査期間」ってのがあり、
ビジネス面、財務面、法務面に分けて、何百ページというレポートを作る必要があるんですが、
普通の投資銀行は、そのプロセスを会計事務所や法律事務所に外注します。
GCAの場合は、DDのうち財務DDを自社でやって、自社にお金を落とそうということです。

ちなみにDDは、本格的にやると1億円とか結構なお金もかかるわけですが、
そこで瑕疵を見つければ買収金額の減額対象にもなりますし、
何より十分なDDをやらずに、購入後に瑕疵が発覚したりといった事態が生じたら、責任者のクビが飛ぶくらいだったらまだいいですが、本業に影響を与えるくらいの損害をこうむることもあります。
大変重要なプロセスです。

3、ファンド
会社の括りでは、アセットマネジメント事業となっていますが、ファンド事業のことです。
要するに、国内外の機関投資家(銀行とか生命保険会社とか)からお金を預かって、投資して、増やして、元本とリターンを幾分か返して、あとの残りは儲けです、って仕組みです。
投資対象としては、主にM&A時の資金調達にメザニン債で投資するみたいですね。(ここは気にしなくていいよ)

4、その他
米国でキャピタルマーケット事業をやってるけど、省略。
あと、リサーチ業務(M&Aに関する各種統計、データ、分析結果、ニュース等の配信)など。



◆ところで「独立系」って何よ?

独立系とは、「銀行や証券会社の一事業体・系列ではなく、資本関係がない企業」のことを指します。

銀行系・証券系だと、どうしてもお金の貸し手自身がアドバイザーに付く形になるので、
利益相反が起こりやすいと言われています。
現実問題としても、非常によく多く起きています。

例えば、X社の主要取引銀行(要するに多額のお金を貸してもらっている銀行)
がA銀行だとすると、
M&Aアドバイザーも「うちで紹介するからさ。」ということで、
A銀行系列のB社になります。
B社は本来は、X社にとって中立なアドバイザーでなくてはいけませんが、
債権者(つまりA銀行)に不利益をもたらす案件だと、
・・・神のみえざる手が働くのです。。。
(詳しく知りたい人へ:
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/sayama.cfm?i=20061019ch000ch


それに対して、「独立系」は、
証券系・銀行系独特の利害相反がほとんどなく、
しがらみの少ないアドバイザリーサービスを提供できると言われています(笑)

例えばGCAのHPを見ると、
『場合によっては、「ディールをやめる」というアドバイスまでします。あくまでも、私たちはクライアントのM&A後の成功まで考え、長期的・総合的な視点からクライアントの利益を最大化していきたいのです。』
と謡っています。
ただ、我々の手数料の9割近くはディールが成約したときに支払われる成功報酬なので、
そうは言っても、自社の首を絞める様なベクトルは働かないよね。
それか、ほんとにこの方式を取るのは、手数料を顧問契約とかのリテイナー形式(毎月300万円とか、定額で払う方式)で取っているときとか、何らかのレピュテーションリスクがあるときくらいでしょうかね。
(※リテイナーについては投資銀行の報酬体系を参照
http://gaishi.seesaa.net/article/117539890.html

場合によっては、「ディールをやめる」というアドバイスまでします。
・・・こんな言葉を信じていた学生時代もありました(笑)。


◆実績

日本での独立系大手と言えば、
GCA、ラザード、グリーンヒルの3社が思い浮かびますが、
その中では、2008年までで言えばおそらくGCAがトップ。
次いで、ラザード、グリーンヒルといったイメージ。

詳しくは、トムソンフィナンシャルHPの真ん中あたりにある、
「●●年M&A ファイナンシャルアドバイザリー」ってところでM&Aランキングが見れます
四半期ごとに更新されますので、参照して下さい。
http://www.thomsonfinancial.jp/

HPに掲載のあったアドバイザリー実績ですが、
以下のように大型案件も手がけています。

・シティグループによる日興コーディアルの株式公開買い付け
(日興コーディアルグループへのアドバイザリー)
・リコーによる米国IBMのプリンター事業買収
(リコーへのアドバイザリー)
・メルシャンと麒麟麦酒の資本・業務提携
(メルシャンへのアドバイザリー)
・阪急ホールディングスと阪神電気鉄道の統合
(阪急ホールディングスへのアドバイザリー)
・パナソニックによる三洋電機の株式公開買付け
(三洋電機へのアドバイザリー)


◆おまけ

ラザード http://www.lazard.co.jp/
米系の独立系投資銀行。
世界24カ国で、アドバイザリー業務及び
アセット・マネジメント業務を展開する世界有数の投資銀行Lazardの日本支店。
・・・とHPには書いてある。
最近は日本でもリーグテーブル上位に出てきますね。
同業他社の同期で転職した友達もいます。
昨年(2008年)は、新卒の夏インターン(長期)も募集していました。

グリーンヒル・ジャパン http://www.greenhill.com/
アメリカの独立系M&Aアドバイザリーファームの日本支店。
2008年10月に日本進出。
現状、外銀リストラ組を集めて20人弱のファームになっているみたいです。
日本におけるクロスボーダーM&Aを中心にやっていく模様。
会長が、モルスタ前会長で、旧住友銀行で副頭取だった堀田氏、
MDには、メリルリンチの投資銀行部門ヘッドの山田寛人氏が就任。
今後の成長が期待されるファームです。



◆そして、GCAの長所・短所(ソース:某社若手社員)

長所は
・比較的みんな仲がいい(独特の社風に賛同できる人物のみ採っているため)
・基本的にM&A素人を採って急拡大してきたので、社内の勉強会などが充実している
・常にプラス思考で成長しようという気がある人が多い
・若手でも外部とのミーティングで積極的に話す機会が与えられる
 (※これは私の所属するような大手外銀ではありえない)
・小型かつ典型的なパターンの決まったディールだと若手数人で担当することもある
・数年キャリアを積んで、外資金融に出て行くキャリアステップには最高。

短所は
・実は給料が外資に比べて安い(もちろん世間一般よりは高収入ですが)
・いいビルに入るんだったら、しょぼいビルでもいいからその分ボーナスを増やして欲しい
・メンドクサイ社内イベントが多い
 (→馴れ合いが好きでない人は外資にいったほうがいいかも)



◆採用

・中途がほとんど。
 →中途だと、筆記なしで個人面接で15人〜20人に会って内定。

・今年(2010年4月入社組)から、新卒採用を開始。初回は内定者6名。

<新卒選考フロー>

説明会&筆記試験(GAB?と性格診断)

GD(6〜8人:テーマにそっての戦略立案とその結果をプレゼンテーション)

個人面接(パートナー2名と学生1名:1時間前後)

個人面接(パートナー3名と学生1名:1時間半前後)

個人面接(佐山氏と学生1名:30分前後)

最終面接(代表取締役と学生1名:30分前後)

選考の特徴としては、
「Trusted Advisor For Client's Best Interest」
という理念があるように、能力と理念への深い賛同の両立が大きなカギとなります。
またGD以降は各回面接に必ずパートナーが参加し、
自身の今までのキャリアについてあれこれと聞かれ、
「その時どう思ったのか、どう行動したのか、なぜそうしたのか」と繰り返し問われます。
歴戦のバンカー達に網羅的に人物を問われるので、
ごまかしのきかない非常に気の抜けない選考となっています。


本記事も採用部分については、2010就活生から情報をいただきました。ありがとうございます。
以上になります。


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posted by メタル at 21:47 | 東京 ☁ | Comment(3) | TrackBack(0) | 投資銀行の採用情報
この記事へのコメント
この会社GDで落ちました。
Posted by 2010年度就活生 at 2009年11月15日 06:05
ありがとうございます。
この会社、かなり謎だったので理解が深まりました。社会人になられて3年経っても相変わらずの学生目線の記事は私が言うのも変ですがさすがですね。
これからもよろしくお願い致します。
Posted by 2011就活生  at 2009年11月15日 14:50
最近まともにコメントも返してないようだけど、いい加減やめたら?昔の対応と比較すると投げやりすぎる。アフェリエイト稼ぐために学生騙すのはやめなさいね。
そもそも職あるの今?
Posted by 同業者 at 2009年11月15日 23:05
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