2010年03月22日

最近の外資系投資銀行の採用状況と報酬(2010年春)

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おはようございます、メタルです。
最近の投資銀行事情について、エントリーします。
主に、皆様の興味のあるであろう、採用とお金についてです。

◆まずリストラ事情。

ご存知のとおり、どの投資銀行も復活してきている中で、
毎年定期的に行われるリストラ以外は、ほとんど聞きません。
むしろどこも採用を始めています。
そういえば、こんな本がコンビニに置いてましたね。





◆中途採用事情

正直そこまで知らないのですが、
・ドイツ証券
・UBS証券
・シティ証券
・バークレイズ
上記4社については、投資銀行部門でとにかく陣容を増やそうとしています。
08、09年にリストラした人にもどんどん声を掛けている状況で、
実際に復帰している人もちらほら。
また、会計士やMBAホルダーであれば、
投資銀行業務の未経験者でも採用していると聞きます。

以下、参考記事。

外資、日本株業務を拡充、ドイツ証券やバークレイズ、人員大幅増やサービス刷新。
(2010/03/17、日本経済新聞)


 外資系証券が日本株の売買や引き受け、調査業務を相次ぎ拡充している。担当部門の人員数を大幅に増やしたり、最先端の電子取引向けサービスを強化したりすることなどで、国内大手証券に対抗し、東京市場でのシェア拡大を目指している。

 ドイツ証券はここにきて、積極的な採用を再開した。米国で日本株営業の幹部を他社から引き抜いたほか、日本でもトレーダーやセールス担当者、デリバティブ部門の人員を増やした。
 
 英バークレイズ・キャピタル証券は2008年秋に破綻したリーマン・ブラザーズ証券の株式部門の人員約100人を東京で採用し、日本株の売買業務に進出した。09年以降も日本株の売買、調査担当者などを約150人増強し、日本拠点の人員を計850人に拡大。アナリストを主要業種すべてでそろえるなど、新卒・中途採用で人員を増やし続けるという。
 
 JPモルガン証券は東京証券取引所が年初に株式売買の高速取引システムを導入したのに合わせ、手薄だった電子取引やヘッジファンド向けサービス(プライム・ブローカレッジ業務)をテコ入れした。
 
 メリルリンチ日本証券も国内外の日本株営業担当者を増やしたほか、調査対象の日本株銘柄を時価総額の約75%(300銘柄超)と、国内大手証券(約80%)に準じる規模まで広げた。
 
外資系証券が相次ぎ日本株業務を強化するのは、海外のヘッジファンドや機関投資家が日本株に興味を示しているためだ。



◆新卒採用事情

どこもかしこも、06、07、08年入社のような大量採用はしないみたいです。
むしろ中途で、即戦力を集めている感じですね。
即戦力といっても、2〜3年しか経験していない私のような若者中心ですが。



◆お金の話

ボーナスはいざ知らず、基本給はどのファームも上がっています。
08→09年のベース給アップがなかったところ、少なかったところは、
一気に2年分上げたところもあるみたいですね。

今年になってから出ていたお金関係のニュースをいくつか拾ってみました。
ご参考までに。


欧州の主要銀行、投資銀行部門のボーナス抑制
(2010/03/04、日本経済新聞)


<経営トップがボーナス自粛>
・バークレイズ(※08年も自粛しました)
・ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
・ロイズ・バンキング
・ソシエテ・ジェネラル

<経営トップがボーナスを寄付>   
・HSBC
・スタンダードチャータード銀行(wiki

<投資銀行部門の報酬比率を引き下げ>   
・BNPパリバ
・バークレイズ
・クレディ・スイス

<経営陣の報酬引き上げ見送り>   
・HSBC

<報酬の固定給比率を高めボーナス比率下げ>
・BNPパリバ(40→28%へ)
・バークレイズ(44→38%へ)
・クレディ・スイス(50→41%へ)
・ドイツ銀行

イギリス政府が2009年年末に、銀行に対する公的支援の埋め合わせのため、
銀行員の2万5000ポンド(約360万円)以上のボーナスに対し、
税率50%の1回限りの特別税をかけると発表したことを受けてですね。



NYの証券会社、昨年賞与17%増、収益急回復が背景。
(2010/02/24, 日本経済新聞)


米ニューヨーク州のディナポリ会計検査官は23日、ニューヨーク市の証券会社が従業員に支払う2009年分の賞与の総額は、前年比17%増の203億ドル(約1兆8000億円)との見通しを発表した。収益が急回復したことが背景。
1人あたりの平均支給額は同25%増の12万3850ドル(約1100万円)との見積もりも示した。



ゴールドマン、純利益、最高の4,500億円、賞与など人件費削減。
(2010/01/22、日本経済新聞)


米金融大手ゴールドマン・サックスが21日発表した2009年10〜12月期決算は、純利益が49億4800万ドル(約4500億円)となり、前年同期(9〜11月期)の約21億ドルの赤字から大きく改善した。
賞与など人件費を大幅に減らし、利益が急増。これにより四半期ベースで過去最高となった。
事業会社の粗利益にあたる純営業収益は96億1500万ドル。金融危機のさなかで約16億ドルの営業赤字を計上した前年同期から回復した。

 ただ、前の四半期である7〜9月期からは22%減少。市場環境が良好だった7〜9月期に比べ、トレーディングや自己資金投資の収入が減った。株式・債券の引き受けなど投資銀行部門は急増した。

 高額報酬への批判に対応し、7〜9月期には53億ドルを計上した人件費を10〜12月期は計上しなかった。逆に報酬のプール金から取り崩して寄付したことで、コストが大幅に減った。
 それでも年間の人件費は約162億ドルと、08年に比べて48%増。同程度の収入だった07年比では20%減った。同社は「純営業収益に対する人件費の比率は35・8%で、株式を公開してから最低水準になった」と説明している。

GSのブランクファインCEOも、2009年のボーナスを900万ドルに減らしましたよね。しかも5年間売却できない株での900万ドルです。08年は6800万ドル受け取っているのでこちらも大幅減です。


以上になります。
大したことはお知らせできませんでしたが、最近の外資事情をまとめてみました。


◆過去記事

>>外資系投資銀行の給料とボーナス@へ

>>外資系投資銀行の給料とボーナスAへ

>>外資系投資銀行の給料とボーナスBへ

>>外資系投資銀行の評価制度(360度評価)へ


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posted by メタル at 06:47 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 投資銀行に入社後
この記事へのコメント
ありがとうございます。助かります!
Posted by kok at 2010年03月22日 18:13
野村やみずほのIBから外資証券への転職というのは比較的簡単なのでしょうか?わかる範囲でかまいませんのでどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by a at 2010年04月01日 19:35
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