2010年07月03日

外資系の社内公用語は英語?楽天やユニクロに思うところ。

「外資系への道標」は移転しました。
新アドレスはこちらです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://gaishi-michishirube.com/column/after/268/


こんばんは、メタルです。
楽天やユニクロなど、海外売上比率を高めていく企業が、
社内公用語を英語にするとのことです。

社内公用語が英語になる
【経済ニュース】 2010/07/02(金) 17:24

6月24日付の毎日新聞は、ファーストリテイリングが2012年3月から社内の公用語を英語にする方針と伝えた。柳井が同紙の取材に答えたもので、日本のオフィスも含め、幹部による会議や文書は基本的に英語とするほか、導入までにTOEIC700点以上の取得を求める意向である。また楽天は6月30日に開催した国際事業説明会で、2012年末までにグループの公用語を英語にすると正式に発表した。すでに楽天は取締役会や毎週月曜日の全社員対象の朝会を英語で行なっていると聞くが、今後は社内コミュニケーションの完全英語化を推し進めることで、「日本企業であることを止め世界企業を目指す」という。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0702&f=business_0702_198.shtml

で、外資系投資銀行はどうなの?
やっぱり社内公用語は英語なの?
そんな疑問にお答えすべく記事にしてみました。


◆概要

「社内公用語は英語なのか」と聞かれればYesです。
でも100%英語というわけではないのです。
もちろんファームによりますが、その実態を少しでも伝えられれば。


◆投資銀行部門(IBD、いわゆるM&Aアドバイザリー)

日本人同士の会話/メールは、ほぼ100%日本語。
だってお互い母国語で話すのが一番効率がいい。
何より日本人同士で英語で話してたら、
「こいつ英語かぶれかよ」って感じで気持ち悪いじゃん。

メールは、1人でも日本語が分からないメンバーがいれば英語。
会議も同様。

社内文書は基本的に英語。
内定のオファーレターも、年末レビューの紙も、
ボーナスや昇給の紙も全部英語でしたね。
ちなみに、日系の会社のようにハンコ文化ではなく、
書類関係への捺印は、すべて署名(サイン)です。

あ、細かいことをいうと、
PCに入ってるアプリケーションは全部英語です。
PowerPointもExcelも、基本は英語仕様です。
もちろん、ちゃんと日本語は打てます。


「仕事で英語はどのくらい使いますか?」とよく聞かれるので
超ざっくり、若手の場合の日英比率です。
 読み→4:6
 聞き→8:2
 書き→4:6
 話し→9:1


【読み】は、メールや海外のサイト閲覧。
日本の会社に、「海外の●●社買いませんか?」って持っていくときは、
英語の資料を読まなければなりません。
提案資料の作成【書き】は、基本的に日本語です。

ただし海外のバンカーから、
「日本の●●社をお客さんに紹介したいから資料くれ。」
って言われたときは、【書き】が英語になります。

【聞き】での英語は、電話とか電話会議くらいです。
投資銀行本部ですと、8割以上は日本語ができる人たちの集まりですから。
クロスボーダー(国内vs海外)は、基本英語です。

ここまでは若手(1〜6年目)の話でしたが、
シニア(6年目以降)になると、基本はお客さんを持つ営業になります。
【聞き】、【話し】の英語割合が大きくなります。
グローバルでの社内連携も増えるしね。

話は逸れますが、
シニア(7年目以降)でも活躍したいのであれば、ビジネス英語はMUSTです。
ジュニアだと、ある程度できれば何とかなることも多いです。

ある程度とは、
・英語の海外サイト/レポート等が読める
・英語で電話応対ができる
・英語オンリーの会議に出てもおおよそのサマリーは分かる
・英語の簡単なメールが書ける
・英語(継ぎ接ぎ)で資料が作れる
・英語で社内の外人とコミュニケーションができる

このレベルを指します。



◆マーケット部門の場合

当然ながら、日本人同士の会話は日本語。
しかし日本人の割合は2-3割くらいになるため、ほとんど英語環境です。

セールスとトレーダーのやりとりもどちらかが外人であれば英語です。
外債(外国債券)や外株チームならほとんど外人だからね。
情報も基本は英語で入ってくることが多いです。

マーケットで英語が出来ないのは致命的といってもいいでしょう。
(あと朝寝坊。朝6時半までには出社で寝坊=クビ。)



◆ITやバックオフィスの場合

ほぼ英語。
ITで日本語ってないからね。
あとバックオフィスも同様。


こんな感じでしょうか。
で、本題は楽天の社内公用語を英語化でしたね。
私の私見としては、コテコテの外資系がこんなもんだから、
書類とかは少しずつ英語になっていって、きっと大部分は日本語なんだろな。




◆おまけ

「仕事でどのくらい英語を使いますか?」
その後の話の展開があればいいのですが、
この質問を単発でしてくる人で、私の経験上だけど優秀な人は少ない。

OB訪問や懇親会ならまだいいですが、面接では聞き方を変えよう。
希望職種の業務内容を知っていれば、
・クロスボーダー案件と国内案件の割合
・チームの外人比率
なんてのを質問していけば、おのずと答えは見えるはずです。
ゆえにどうしても聞きたい場合は、頭を使って遠まわしに聞くといいですよ。



以上になります。
オランダ勝ったー。



◆「ハイレベル就活生へ贈るキャリアメルマガ −外資系への道標−」創刊!
 超一流企業の選考プロセス、攻略法、インターン情報等をメルマガ限定配信。
 開設(2010/12/5)から多数のご購読ありがとうございます。
 ご登録はコチラです。
 (※不要でしたら即時解除可能。)



◆2012年入社の内定者の皆様へ
 卒業までにメタルといっしょに何か成し遂げませんか?
 詳しくはコチラです。

外資系企業内定術2012年卒版
外資難関企業を目指す2012年卒生へ 内定率95.9%の就活の極意を無料公開。
www.syu-katu.net
外資系の英語面接対策に
英語バイリンガル育成プログラム「リスニングパワー」。満足度No.1を獲得した超優良教材。TOEIC対策にも有用。
listening-power.com
超難関企業への転職アドバイス
超難関の外資系企業に転職で年収1.7倍。転職「大」成功術!全額返金保証。
www.1jobchange.net
面接で緊張しない方法
一度きりの大事な局面で悩まなくてよくなります。全額返金保証。
kincyou.net


posted by メタル at 01:57 | 東京 ☀ | Comment(7) | TrackBack(0) | 投資銀行に入社後
この記事へのコメント
インターン面接で聞いてしまうところでした。。。危ない。聞くにしても少し質問をひねっていこうと思います。ありがとうございます。
Posted by   at 2010年07月03日 14:47
英語できないです・・・必死にがんばります。最近内定から半年経って勉強も中だるみになっていた感があったので、エントリーを読んでよかったです。
いつもモチベーションの上がるエントリー、ありがとうございます。 
Posted by マーケット内定者 at 2010年07月04日 12:48
同じく私もマーケット内定者です。
ありがとうございます。英語のモチベーション上がりました。

気づいたら英語の勉強していない自分がいたので、気を引き締めて勉強再開します(汗)
内定取った直後は勉強してたんですけどね・・・

低血圧なので朝寝坊=クビもきついですね
Posted by 内定者 at 2010年07月07日 00:03
うちは2回寝坊したらクビって言われました。笑ってましたが目がまじでした。英語より寝坊が怖いですよ・・・。
普段マーケットで働いている人は、夜飲みに行ったり夜に疲れることはしないようにしてるんですかね。。。。
Posted by 来年から株式部 at 2010年07月07日 23:13
みんな寝坊にびびりすぎw
Posted by   at 2010年07月09日 01:35
タイムリーな記事ですね。外資金融の内情が分かる大変参考になります。
Posted by とるねこ at 2010年07月11日 01:17
外資証券の日本事務所の人って相当英語できないよ・・・恥ずかしくなるくらい。MBAで友達いたけど、コールドコールされてだまってうつむいてた、、、。
Posted by 面白いサイトね at 2010年12月27日 20:10
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
RDF Site Summary
RSS 2.0
Powered by Seesaa

<証券> ゴールドマン・サックス、 UBS、 バークレイズ、 モルガンスタンレー、 メリルリンチ、 クレディスイス、 ドイツ証券、 JPモルガン、 シティグループ、 クレディ・アグリコル、 リーマンブラザーズ、 ベアースターンズ、 カリヨン、 野村證券、 大和キャピタルマーケッツ、 日興コーディアル、 BNPパリバ、 GCAサヴィアン、 リサ・パートナーズ、、 <コンサルティング> マッキンゼー、 ベインアンドカンパニー、 ボストンコンサルティンググループ、 ブーズアレンアンドハミルトン、 モニターグループ、 ATカーニー、 アクセンチュア、 アーサーDリトル、 コーポレートディレクション、 ドリームインキュベータ、 ローランドベルガー、 デロイトトーマツ、 三菱総合研究所、 野村総合研究所、、 <総合商社> 三井物産、 三菱商事、 伊藤忠商事、 住友商事、 丸紅、、 <銀行> みずほ銀行、 みずほコーポレート銀行、 三井住友銀行、 新生銀行、 三菱東京UFJ銀行、、 <メーカー> P&G、 MARS、 花王、 ソニー、 任天堂、 資生堂、 サントリー、 武田薬品工業、、 <広告代理店/マスコミ> 電通、 博報堂、 テレビ朝日、 フジテレビ、 日本テレビ、 TBS、 朝日新聞、 ベネッセコーポレーション、 共同通信社、 オリエンタルランド、 リクルート、、 <その他企業> GOOGLE、 ANA、 日本IBM、 マイクロソフト、 日本ヒューレット・パッカード、 サイバーエージェント、 凸版印刷、 三井不動産、 三菱地所、 日本郵船、 商船三井


Copyright (C) 2006-2010 外資系への道標 All Rights Reserved.
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。